Anniversary Column
結婚式のススメ
20207.16thu
25年越しのウェディングベル
越前 亜由子
はじまりは1本のお電話からでした。
25年前の7月7日に結婚式を挙げたのだけれど、その日は雨で、ウェディングベルを鳴らせなかったのが残念で、ずっと心にひっかかっているんです。・・・とのこと。
お住まいは、札幌近郊ですが、函館は、初めてご一緒に旅行した想い出の街。
結婚して、泣いたり、笑ったり、いろいろなことがあった25年。もう一度ウェディングドレスを着て、ウェディングベルを鳴らしたい・・・。そんな想いをお聞かせいただき、函館金森赤レンガ倉庫のウェディングベルが象徴的なリラノートチャーチベイ函館でのご結婚式をご提案させていただきました。
お電話でのお打ち合わせでしたが、ドレスやブーケのイメージをお伺いし、ご納得がいくまで、じっくりお話をいたしました。
「イメージした通り!」といっていただいたブーケと、結婚20年の記念にご主人よりプレゼントされた真珠のネックレスとイヤリング。ドレスのデザインは迷いましたが、真珠のネックレスの映えるドレスに決めました。
これからもずっと一緒に・・・の想いを込めて、あらためて指輪交換。
お式の中で、25年の想いをこめたお手紙の朗読。折り紙のハートはおふたりの心。いつまでも可愛らしい花嫁。
実は25年目の7月7日も天気予報はずっと雨マークが続いていました。当日も降りやまない雨に、一度はあきらめかけましたが、お式が終わってドアをあけると、雨があがっているではありませんか!
これはきっと神様の祝福のプレゼント。25年ぶりのウェディングベルは函館の空に響き渡りました。
記事を書いた人
越前 亜由子 / &コンシェルジュ