Anniversary Column
結婚式のススメ
私の王子様。
僕のお姫様。
その想い出が、ふたりの人生をずっと支える。
お姫様をエスコートした想い出。王子様にエスコートされた想い出。
可愛い花嫁になるのがずっと夢だった…という方もいらっしゃれば、お姫様やら、王子様やら、そんな柄じゃないし、恥ずかしいし、そんなことにお金かけなくてもいいし…という方もいらっしゃるかと思います。
かくいう私も、ずっとブライダルに関わっていながら、(関わっていたから?)自分が着るウェディングドレスには全く興味がなく、なんでもいいし、着なくてもいいし、なんかちょっと恥ずかしいし・・・と思っていました。
ただ、今思い返せば、そんなやる気のない花嫁を、衣装スタイリストやヘアメイクなどのスタッフさんたちが、一生懸命綺麗に仕立て上げようとしてくださり、多分あの時が自分史上、一番綺麗にしてもらった日だと思います。
ちょっと恥ずかしかったけれど、みんなにお姫様扱いされたあの日は、やっぱり忘れられません。
これは、きっと男性も一緒だと思います。かっこよくキメて、綺麗なお姫様をエスコートした日は、ずっと忘れないはずです。
幸せな想い出のある人は強い。
結婚すると、ふたりで歩く道は日常になってしまうけれど、ポケットにはいつも、そんなキラキラした想い出を入れていていただきたいと思います。
その想い出は、例えばケンカして、もう一緒に暮らせない・・・となった時のブレーキになるでしょう。
幸せな想い出のある人は、ちょっとやそっとじゃ負けません。きっといい方向にものを考えられると思います。
どんな結婚式もドラマチック。
おふたりが主役です。
記事を書いた人
越前 亜由子 / &コンシェルジュ